踵の痛み は踵骨骨端症かもしれません

No603

 

踵の痛み 踵骨骨端症は別名 シーバー病とも言います。

 

 

昨日は同じ様な相談が2件来たので簡単に解説したいと思います。

 

 

小学校の高学年の男の子でしたが、スポーツをした後に踵に痛みを感じるとの事でした。


(写真は参考画像)

 

 

アキレス腱の付着部に炎症がおきており、アキレス腱型のシーバー病です。

 

 

シーバー病はアキレス腱の付着部で起こるタイプと、足底筋膜の付着部で起こるタイプがあります。

 

 

走ったり、ジャンプしたりの動作の際に、踵の軟骨部がアキレス腱や足底筋膜に引っ張られる事で炎症を起こします。

 

 

一般的な治療は、運動を休止したり、コンクリートやアスファルトなどの固い地面を避けたり、アイシング、ストレッチ、ヒールパット(踵を保護するパット)などを施します。

 

 

また、シーバー病発症した子の80%は偏平足があると言われています。

 

ですが、シーバー病の本当の原因は他にあります。シーバー病を発症する子の殆どは股関節が硬い、安定性が低いなどの機能的な問題を抱えています。

 

 

整形外科や整骨院の治療では電気をあてたり、マッサージをしたりしますが、その時だけで、殆ど改善はしないので、踵の軟骨が固まるまで極力安静にするようになってしまいます。

 

 

踵が固まるとシーバー病自体は落ち着きますが、股関節が硬い、安定性が低いなどの根本原因が解消されていないので、他の疾患に変わって問題が発生します。

 

治療は、股関節のストレッチや安定性を高めるトレーニングをおこなう事で、痛みはだんだんと改善されてきます。

 

 

 

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