Ｎｏ４４７

暖かくなり皆さんお出かけの時間も
増えてきたのではないでしょうか？
そんな中、ご年配の患者さんから
こんな相談をうけたんですよ

最近、歩いていると
つまづきそうになるんですよ
転びそうで不安なんで
自宅をバリアフリーに
したほうがエエんかね？

バリアフリーって障害、障壁のない
って意味なんですが家の場合は
段差のない家って事になるんかな

バリアフリーにするとつまづかない
代わりに足元を注意して歩く事が
無くなるので認知症の発症が
増えると言われとるんよ

バリアフリーより段差ありー
の方が頭にはたくさんの刺激が
伝わって脳が活性化するんです

足の裏にはメカノレセプターって
言う感覚受容器があって
カラダの傾きや歩くスピードなどの
情報を脳に伝えよるんじゃけど

足の筋肉が弱って固まってくると
メカノレセプターが機能しなくなり
脳に情報が集まらなくなり
バランスを保つのが難しくなります

つまずきそうになる原因は
ココにあるんですね

そんな時は足指の運動が効果的です
足指をストレッチして

グーをしっかり握り

チョキ

パー

何度も繰り返し
シッカリと動かす事で足裏の血流が
良くなります

メカノレセプターも活性化して
足裏の感覚も鋭くって歩きやすいので

足裏からの刺激がしっかりと
伝わり脳も活発に働きます

力強く歩けるようになる事から
段差も気にならなくなります

バリアフリーにする前に
足指を動かして
足裏の筋肉を鍛えるほうが
健康で認知症になりにくい
生活が送れますよ

Ｎｏ４４６

医学の世界は日進月歩
日立製作所が尿検査での
新しい癌検査を確立させたんだって

何でも尿の中には２０００種類の
代謝物が存在するそですが
癌になると特定の代謝物が増えたり
減ったりする事を突き止めたそうです

尿からの癌発見は世界でも初めての
技術だそうですが簡単に見つける事が
できるのは患者の負担が減って
良い事ですが

 癌になった根本的な原因を究明している
わけでは無いんですね
カラダの不調の原因が解明される
治療をするうえで非常に重要な事です

実は
首や腰、膝の痛みの９５％は
骨盤や骨格などカラダの歪みから
起こっています

しかし多くの治療院では
骨盤や骨格などのカラダの歪みの
原因は究明されないまま治療されて
いる事が多いのを知ってますか

原因究明には
立ち姿勢を評価する事で歪みの状態と
弱っている筋肉などは、ある程度
絞り込むことが可能ですが

最後は実際の動きと照らし合わせて
動きの問題点を見つけ出す
動きの評価をおこなう事が必要です

（歩行分析など）

動きの評価を行う事で
骨盤や骨格などのカラダの歪みの原因
である動きにくくなっている筋肉や
関節のズレなどがはじめてわかって
くるのです

この原因を解決する事が
痛みを根本から改善する唯一の方法
この説明のない治療には
根本から解決する力はありません！

Ｎｏ４４３
  
 
根本的に治る為の道筋は見えてますか？

週末は全国的に雨模様のようですね
昨日は仕事が終り
最近一緒に遊んであげてない
三男を連れてボルダリング体験に
行ってきました

先月オープンしたばかりの
クライミングパーク東広島
５歳の息子でも楽しめる
キッズ専用エリアがありました

最初は単純につかまって登って
いくんですが、少し難易度の高い
コースになると途中で
どうしてよいのか分からなくなり
立ち止まるを繰り返し

そのうち登る前にどうやって登るのか
考えて登り始め、最初に登れなかった
コースを攻略してドヤ顔で戻ってきます

当院で体幹トレーニングをしている
国体出場した選手も
登る前のイメージづくりが大切だと
言ってましたね

（愛媛国体の会場）

治療にも同じような事が言えます
腰が痛いからと直ぐに
腰にマッサージなどの治療を
始める治療院が多いですが

これでは何が原因で痛みを起こし
本当にそれで治るのか疑問ですよね

少し楽になった様な気がするかも
しれませんが、そこから先が
なかなか治らない事の方が多い！

最悪、かえって痛みが
増してしまうケースもあります

治療を始める前に患者さんの
話に耳を傾け、各種検査や
姿勢の評価、運動解析をおこない
原因を突き止める事で
改善までの道筋が見えてくるのです

正しい評価を基に治療をすれば
きちんと結果がついてきますよ