No626
仕事がハードで腰椎椎間板ヘルニアを発症するも仕事を休めない。足までシビレて作業着に着替えるにも、床に座り込まないとズボンを履けない。
そんな状態でもブロック注射をすれば一時的に痛みが軽減する。確かに魔法の様ですが、ブロック注射は痛む部位の神経付近に麻酔薬を注射することで、痛みを感じなくさせているだけで、薬の作用が無くなればまた痛みだします。
ブロック注射は一時の避難的な治療であって、痛みをごまかして無理をするための治療ではありません。
ですが、安易に求めてしまう患者も多く、他の改善策を示せないため、ブロック注射を続けている医療機関がほとんどです。
身体に悪影響を与えている仕事場なら、業務の改善が必要ですし、患者さん自身もそんな事を続けていると身体がボロボロになってしまい、最後には仕事の出来ない身体になってしまいます。
椎間板ヘルニアになるのは腰に問題があるのではなく、身体を支える機能の低下や、股関節などの可動性、安定性の問題などの影響を受けている事がほとんどなのです。
電気治療やマッサージ、整体などで効果がでないため、ブロック注射をしているのですが、身体の機能低下はマッサージや整体では補うことはできません。
弱っている筋肉はエクササイズで、硬くなっている関節はストレッチで改善していく以外に方法はありません。
それを指導できる治療院もほとんど存在しないのが現実です。
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